天球蜂蜜

真面目にふざける。これぞ人生。閉じてる口の中で叫んでいることをここで開放するブログ。

おそ『どうした? ちんぴん』 ちんぴんのカラ松『え?』 

『イチゲルゲの体液って紫じゃないんだ……! 一松なのに!』

 

一日経ちましたよ。お前ら。

 

少し、冷静になったかよ? お・ま・え・ら。

 

 

はい、いらっとしましたねー? このフレーズ、イラッとされない奇跡の人物がかつていたんですよ。

かつてね。

 

しかしまぁ、一日経って少し冷静になった。

俺は。

だから昨夜を振り返り、己の中のヴェスヴィオ火山を見上げて茶でも飲もうと思うんだぜ。

意味わからないって? 偶然だね。僕もだよ。

 

 まあつまりだ。

どうして俺は、「童貞ヒーロー」を「カラ松救済回」だと吼えたのか、冷静に分析してみようと思う。

 

だってカラ松、不憫じゃなくない?

 

だってカラ松、すっっっっっっげーしゃべってない?

 

痛いって言われてなくない?

 

なにげに活躍してない?

 

ちゃんとそこに「存在」してるじゃん!!!!

 

ほら、これがカラ松の求める「俺の存在」感じゃん?

 

え? カラ松そんなん求めてない? そうだっけ?

 

でもさ、ほら、カラ松「居る」じゃん。新品の回!!

 

カラ松はそこにいるんだ!!! だからカラ松救済回なの!!!!

 

ということに落ち着いたんだぜ。

俺。

 

 

ただ唯一。

カラ松、そこに存在しているのに、顔出ししてない。

最後にちょっとだけ出たけど、基本、顔無し。

 

ということはだよ、カラ松、顔さえ出していなければいいんだね。

あの痛い恰好が諸悪の根源なんだね。

やっぱりね! 知ってた!

だって、顔を出していなければ、

否、

 

痛い恰好をしていなければ!

 

カラ「ちょっと殺してくる」

おそ「頼むわ」

 

と頼られるんだよ。

 

痛い恰好さえしていなければ、セリフを遮られることもないし、そればかりかリア充にバーベキューに誘われ、

 

あまつさえトド松に

 

「行こうよ、カラ松兄さん♡」

 

って、言ってもらえるんだよ。

しかもお手てつないで!!!!

 

ふぉぉおおおおおおおおおお!!!!!

 

カラ松が、カラ松が、カラ松が!!!!

 

感動で前が見えない!!!!

 

カラ松おめでとうぅうううう!!!!

 

 

これがいつもの痛い恰好だったらトド松にそんなこと言われないし、手をつないで河原をきゃっふきゃっふ走ったりしないよ?????

(※きゃっふきゃっふはしていません)

 

よかったねカラ松!

 

カラ松、君は、己のポリシーさえ捨ててしまえば弟から愛されるんだよ!

いつものアイデンティティを捨てさえすれば、チープな月光仮面みたいな珍妙なヒーローの恰好でさえ愛されるんだよ!!

そう!

君はアイデンティティを否定されたんだ!(え)

 

そう!

 

本質は救済などされていない!(え)

 

 

 

 

さすが公式、味方と思わせておいて実は敵側だったというイケメンで人気キャラの皮をかぶってやがるぜ。

 

 

 

でも、救済なのだ。

だってそうだろうgirl&boy?

カラ松はひと時の幸せをかみしめているんだから。

このお手てつないで行こうカラ松兄さん、というエピソードが、トド松のラインにつながっていくんだ。

カラ松、トド松の1位だって言われて、泣いてただろう?

あの手のぬくもりと心の温かさを忘れられなかった、そして疑っていて、けれど信じたかったんだ!

きっと夜だって布団の中で手をそっと手をつなごうかとかもじもじしていたんだ!!!

 

※そしてそれを見て一松がぎりぎりしている。

 

ひゃあああああ!!!

 

 

カラ松は痛い恰好さえやめれば、けったいな白い装束に青文字で「カ」とか書いたフルメット姿でさえ、カラ松girlができるかもしれない!(多分)

 

 

さあ、そのアイデンティティを捨てておしまい!

 

 

 

でもカラ松はアイデンティティを捨てたりはできないんだっ!!

だってカラ松だからっ!!!

 

ああ、カラ松……

なんて…

なんて……

 

 

だがそれがいい

 

 

 

 

「痛い」のをやめれば人に愛されることをカラ松はきっと知っているんだよっ!

でも「痛い」のが自分だから、そんな自分を丸ごと愛してくれる人を探しているのさ!!

 

だから痛い自分のままで橋の上に立ってるんだ!!

 

カラ松はこの回で、トド松の愛にふれてぬくもりを得た。けれど痛い自分ではない仮初の姿だったから。本当の自分をちゃんと見てくれているのだろうか!!? だから、トド松の兄弟ランキングで1位とか言われたとき、涙を流してしまったんだ。

 

 

うぉおおおからまつぅううう!!!!

 

どうした俺。

 

 

カラ松うう!!!

 

 カラ松ぅうううううぅううううううううううふうううううううううううう!!!!!!

 

 

そして16話につながる。

だって、一松はそのカラ松のアイデンティティの領域に踏み込んでしまうんだからな。うおおおおおお!!!!!!!!!!

 

 

 

どうしよう。これ。

これっていうか、俺。

俺っていうか、この流れ。

 

俺の思考迷路の出口が見えない。

だから入り口に戻ろうと思う。

 

カラ松はこの回不憫じゃないけど、よく考えれば不憫。

でもカラ松にとってはきっと幸せ。

16話はカラ松に実害が及んだけれど、この回カラ松は大体幸せ。

兄弟にふつうに扱われていることに幸せをかみしめているカラ松を俺は応援している。

 

あ、ダメだ。

 

こうやって簡単に感情移入して応援とか言っちゃうと、四年後あたりに騙されていたことをしらされて喪失感と人を信じる心を失ってしまうんだ!!!!

 

あの、福山事変のように!!!!!!!

 

いやまあそれは正直どうでもいいんだけど。

 

童貞ヒーローの物語とは全く関係ないけれど、この回はほっこりできるカラ松救済回なわけですよ。

俺にとっては。

 

もっこりでもいいけど。

 

にしても、童貞ヒーローは物語的には最低な話だよな。

毎回のことだけれど、すげえと思うわ。

 

もう設定からしてすげえよ。

 

童貞自警団 新品ブラザーズ っていうネーミング。

 

新品? って思ったけど、なるほどね! 新品だよね! 使われてないもんね(笑)

 

よく思いつくよ。ちなみにカラ松はこのあとのエピソードで新古品になります(笑)

結婚したけど童貞だから。

購入されたけど使われてない(笑)

 

特典映像にあったイベントでの、キャラクターたちのフェチの話で、カラ松が「愛さえあれば」とかってやつ、あれちゃんと設定を踏襲してたんだね。あの驚愕の結婚エピはまさにそれだよね。

見た目よりも、俺がいなきゃ、俺を必要としてくれてるなら……どんなやつでも愛す!!!

 

俺のアイデンティティ丸ごと愛してくれるなら、どんなやつでも俺は尽くす!!!

愛されたい!!!!

 

うわあああああああああ!!!

 

うっっわあああああああああ!!!

 

からまつうううう!!!!!!!!!!!

俺を 養わないか? 俺を 愛してくれないか?

か ら ま つううううううう!

 

 

あれ、入り口に戻ろうとしたのに迷ったよ。

 

っていうか、どの中の人だっけ、忘れたけど「一松が一番ヤバい」ってコメンタリーで言ってたけど、第一松の中だけですらほんとに一番ヤバかった。

 

猫には変身するは、リア獣イチゲルゲにはなるは、福山雅治にはなるは、とんでもねえわ。

変身するとキャラかわるし。

このぶれっぶれなキャラ変を筋を一本通して貫いている。

 

十四松→不可思議な役割のトリックスター

一松→理解不能な役割のトリックスター

 

この物語、トリックスターが二人いる。

そりゃカオスにもなるわこのアニメ。

 この二人がコンビ組んでるネタ多いのは必然だったのだな……

 

 

 

っていうか、福山になった一松の中の人はイキイキとしているね。

 

え? 童貞ゴッドって元ネタ福山じゃないの?

うっそ違うの? 絶対そうでしょ?

だって童貞でしょ? テンガ持ってるよ? オナニーの神マーラー・ダンコーンだろ?

でしょ?

化け物はあれでしょ? 超人バロム1のドルゲ魔人っしょ?

魔人ドルゲとかいうやつのの体の一部を魔人化した、PTAから「子供に悪影響」と名誉の称号をいただいた怪獣達。

気持ち悪さは伝説級。子供にトラウマを植え付ける気色の悪さに子供に大人気だった。

とかいう。

 

 

イチゲルゲは、魔人一松のすべてを魔人化して生まれた究極にキモイ怪獣です。

 

PTAに「子供に悪影響」っていわれるのは、=「文句なしに子供に大人気」ってことだよね。

一松、そんな遠回りな人気取りに走るなんて、……まさしくお前だよ。

 

「文句なしに子供に大人気」の中から「文句なしに女性に大人気」が生まれるという奇抜な設定をまとう、しかしその設定が分かりにくい、そう、ツンデレの化身。

 

一松!!!

 

 

『おい! 化け物が人間の言葉を覚えたぞ!』

『なにを言い出すんだ化け物!』

 

 

 

 

 

すんません。

一松の人気取りの下りはただ思いついただけでなんとなくかいてみただけです。

 

 

 

 

れっつ ぱーりーじゃア!

 

 

※イチゲルゲ元ネタは間違っている可能性があります※